普通に働くということ
前回の更新が2019年8月でした。びっくりです。さすがに四半期に1回は書いてあるだろうと思っていました。お久しぶりです。
見ているかわからないコンテンツであいさつをするのはインターネット老人だからです。
表題、普通に働くということ、があまりにも考えさせられる情勢になってしまいました。
私自身は今のところ「普通に」働けています。
一応、普通であることの理由としては
・契約更新がされた(弊社は半期に1回なので、2回更新されている)
・評価もMAX値をもらった(=昇給もした)、しかも2期連続
・「急にごめん、でも雨道さんならできるんじゃないかとおもう、これ手伝ってくれないか?」と部長から振られることがある(=多少なりとも頼りにされている)
・双極性の上下が特になく、多少あっても1週間以内で収束できている
・45時間の時間外労働にも耐えることができている
(※ただし70時間という人生で初めての数値の時は、翌月めまいで日付が変わるころに動けなくなったり、ちょっと明らかに過労だよね、という形でフィジカルに出てきてしまいました)
ことです。
自分の業務上、メンタルやられている人の対応を見たりするのですが、昔なら引きずられていたであろう事案も、客観的に見たり「これは自分の症状と似ているし、このコメントは自分のために控えておこう」と、多角的に見つめなおすことができるようになってきました。
ただ、やっぱりこんな情勢下、契約社員というだけでいつ首が切られるかわからない中、かつ「自分は精神に疾患がある」という他者が持っていないマイナスポイントも持っており、それはコントロール可能だといくら主張しても偏見が入るんだろうな、ということも考えると不安になります。
「普通に働く」という、いわば健常者に擬態して働くことの大変さを前職で復職してからずっと抱えてきていたので、それを改めて、このコロナ禍の中で突き付けられた気持ちです。
こう考えている人はどれぐらいいるのか…と思いますが、割と自分の雇用について/未来について、不安視する人は多数派のようで、自律神経がやられている人も多いらしいです。
怪我の功名、ですがそのあたり精神疾患を持っている場合、「一般人と比べて、自律神経関係のコントロールや気を付け方は知識がある」という点において、サバイブできています。
陽キャの上司が2日間家にいるだけでストレスで発狂しかけていたそうですが、私はうつ病の時に1ヶ月半ウィダーインゼリーとカップ麺で生き延びた人間だぞ、とマウントを心の中でとっていました。そんな経験は人生にはいらないですね!
今、いろいろと考えているなかで
・普通に働けるというのはありがたいことだな
・でも普通に働いているだけだと、たぶん契約が切られる率が上がるから、生き延びるためにはどういう成果を出せばいいのかな
・というか契約社員から正社員登用目指せよ
みたいな3点について、1ヶ月ぐらいぐるぐると。
特に最後は、今は双極性は落ち着いているが、今後無理をした場合どうなるかわからないので、毎月平均40時間の残業時間を減らさないと話にならん、とか正社員になって仕事の成果レベルが引きあがったときのプレッシャーやらに耐えられるか、とかいろんな「不明瞭な先の事」に対して非常におびえています。
これは自分の精神の特性上、仕方がないんですが予期不安が強いので本当にこの情勢で未来を考えないといけないのはサイアクです。
一旦、11月末までは猶予をもらったので、ちょっとずつ相談して決めていくかな、と。
「30歳から先の事を今まで考えてこなかったなら、これから考えてもいいんじゃない?」
という上司の言葉を時たま取り出して、頭の中で考えて、またしまって…を繰り返しながら。
疫病という不条理に対しては成す術はないが、私の問題や目に見える解決できることを取り組む誠実さと、実行力を手に取って、明日からも頑張ろうと思います。
ではでは。