死と証明、その現実

表題、中二病を拗らせたりした感じで書いてみました。前回書いてから1ヶ月ぐらいしか経ってないと思ったら2ヶ月経ってました……。
これには私の日付感覚もびっくり。
この1.5ヶ月何してたかというのは別にどうでもいいので割愛します。
いや、そもそもこんな掃き溜めみたいなブログに興味が?みたいな話があるが、書きたいことを書くだけなので別にいいかなって……。


で、本題。

親戚が死んだ。三親等に当たる人間だった。
この人間は生前から本当に災厄しかもたらさなかったので、私は全く好きでもなんでもなかったんですが。
ろくな死に方しないんだろうな、とぼんやりと思ってはいました。
8/5の夜、母親から電話。
(正確には「着信があったが、労働に必死すぎて全く気が付かず22時にLINEに気がついた」である)。

「おじさんが亡くなった。明日現地に行きます。死後数日経過してるので警察に…」と。

労働で気が狂ってる私「なるほどにゃんね〜」


何がなるほどなのか全くわからない……とにかく「この夏場に」「(状況は不明なものの)死後経過」というのだけで特殊清掃では…とうっすら思いながら帰宅しました。その日は何も食べなかった。割とよくあることです。


2日後、葬儀のこともあるだろうと連絡したら予想以上に惨状すぎて、ワオ〜\(^o^)/となってました。
・故人は酔っ払ってそのまま寝ていた
・空調が故障したのか暖房に変わった
・その間に心筋梗塞か、あるいは熱中症かとにかく何らかが発症
・独身なので誰も異変に気が付かず、そのまま死亡
・7/27〜7/28が死亡推定時刻
・7/29は有休だったので会社も連絡がつかないことに気がついたのが遅れた
・そもそも日雇い的な感じだった
・水道費用の滞納があり、水道局の人が回収に行ったら異臭がし、発覚 

ざっくり、こんな感じてした。
メンヘラ私「普通に自分の身にも起こり得そうとしか言えない。」

深く知らなかったんですけど、変死だと警察があれこれ介入してくれるんですね。
死亡診断書ではなく死体検案書が出されることも知りました。前職でそこそこ死亡診断書は見てたんですけど、死体検案書はレアだな……と思いながら拝見。やたら訂正印が押してあるから何事かと思ったら平成をすべて令和に書き直してあって、お疲れ様です……となりましたが。

で、死体検案書が発行されたらもう事件性も何もない、ということでやっと葬式フェーズに。
しかし故人、遺影もなければなんなら人の形も際どかったらしいので遺体輸送→即火葬に。
病院や施設で亡くなったら大体お通夜→告別式だと思うんですけど、イレギュラーな死に方をすると葬儀までイレギュラーになるんですね。勉強になりました。(なんの?)
遠方ということでこのイレギュラー日程に流石の私もついていけず、火葬の後、個別お参りに行くということで現地にはまだ行ってません。
行ってませんがやたら書類の代行作成したりしてます。普通に仕事では?

後の自分のためにざっくりまとめると

■死体検案書が貰えるには何日かかるかよくわからん
■そもそも解剖できる状態じゃなかったので意味あるのか?
■葬式イレギュラー
■人間が液体になったら速やかに管理会社に連絡して特殊清掃業者を手配してもらう


特殊清掃費用は100万円を超えました。
これは連帯保証人に母親がなってたのでもちろん払うべきものなのと、原状回復が必要なので仕方がないが、清掃業者から「■■■■の物件、床板しぬほど安いやつ使ってて、柱はダンボールなんですよ……だからその、""人だったもの""を吸収してしまって……」と言われたときは不動産とは……木材とは……となってました。


人が亡くなるって大変ですね、という話でした。

ちなみに母親(相続人)が役所に行ったら「実はあなたとははじめましてではなくて…その、10年前、故人の滞納金のお話をしました」と言われたらしくて爆笑しました。笑わないとやってられないですね。
ちなみに故人は10年かけてまた滞納しており、現在わかっている額だけでも「うーん!放棄!」としか言えないので、これから放棄の手続きに入ります。せめて最期ぐらい普通であってほしかった、と思ってしまいました。これは自戒も込めて。
そしてこの一件でハチャメチャになったので私の躁鬱シーソーゲームがマジでやばいのはそれは私がなんとかするしかないのでなんとかしましょう。
ではまた。